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Sketches for Albinos 『days of being wild and kind』

Sketches for Albinos 『days of being wild and kind』

 シガーロスに次ぎ、もっともアイスランドを表現しているアルバム

 ここ数年の間に出て来たアルバムの中で、一番アイスランドらしい、レイキャヴィクらしいサウンドと雰囲気を持ったアルバムです。届いて以来、毎日何度も聴いてしまいます。2010年8月到着。
 
 さて、なぜ私がこれほどこのアルバムに執着するのか、少し考えてみました。平たく言ってしまうと、シガーロスに次いで、アイスランドを、そしてレイキャヴィクという街を的確に表現しているように思えるのです。
 私にとって、シガーロスほどアイスランドの自然を音楽で的確に描いているアーティストは存在しないというほど、あのサウンドはアイスランドの国土そのものなのです。轟音、爆音のサウンドは嵐のアイスランドを思わせ、そこに美しいストリングスが重なって鳥のさえずりや明るい日差しまでも感じさせます。シガーロスというのは、そういう音楽だし、アイスランドへ行く度にそれをより一層認識します。ひたすら大好き。

 Sketches for Albinosは淡々としたヴァージョンであり、シガーロスより、少しレイキャヴィクの街に、自然から少しだけ遠ざかり、文明の香りがするアイスランドのように思えます。私自身の感覚でしかありませんが、先進国であり、首都であるレイキャヴィクで感じるものに、とても似ています。
 それは、文化・文明の中心地でありながら、そのどこに身を置いても大自然の存在を感じずにいられない。全般的に霧がかったような音の層が必ずどこかにあり、日本の首都圏は電車や車の音、都会の雑踏のノイズばかりだけれど、アイスランドの首都で聞こえてくるのは、車の音よりも断然風の音の方が多い。
 そこに人間の温かなぬくもりや、息づかいや、食事の臭いや、風の臭いがしてきて、いわゆる文明的な生活を送ってはいるけれど、どうしようもなく直接自然にも左右されます。

 夏でもピリリと冷たい空気感。首都圏でもどこか木訥としていて牧歌的なところ。少しの間違いは笑い飛ばせる大らかさ。ちょっとルーズだからなんか全部ごちゃまぜになっているところもある。何となくまとまればいいし、面白いなら何でもいいさという刹那的なところ。自然の音とは単純で澄み渡るものではなく、必ず不協和音が入っている。ざらざら、ざわざわしたもの。 水が流れるといっても、滝もあれば川もあり、半分凍っている時もあれば、水の動きが見えないほど凍結していることも。暗い、寒いといっても、暗さにも等級があり、寒いといっても、アイスランドという国名よりもずっと暖かく、空気の冷たさが気持ちいいこと ーーー何だかよく分からないかもしれませんが、私が持つアイスランドとかレイキャヴィクの印象、イメージってそんな風なんです。

 それをこのアルバムは非常によく体現しているのです。たぶんあと5年くらいこれ以上私のイメージに合うアルバムは出て来ないんじゃないかと思うほど、ものすごく心に響きます。

 シガーロスの場合は、私が後から彼らの感覚に追いついていった感じで、このアルバムはSketches for Albinosが私のために描いてくれたような、そんな感覚さえします。もちろんそんなことはありませんが。

 ちなみにSketches for AlbinosことMatthew Collings君はヴァルゲイル・シグルズソンのグリーンハウス・スタジオで録音をしていて、私はそのスタジオで何度かランチを共にしたことがありました。また会う機会があれば、ぜひこのアルバムについての話を聞きたいと思っています。(小倉悠加)

アーティストMySpace
http://www.myspace.com/sketchesforalbinos
 一部の曲がご試聴いただけます

◇収録曲目
01. sorbonne midnight
02. daniel likes birds
03. red sky on fire
04. romy schneider
05. more dixieland and polka
06. lotta
07. anna karina
08. kids with no energy
09. a meeting at the merry-go-round
10. we live for spring
11. skeye
12. she's with snoban now
13. jol
14. she's with snoban now (Moskitoo Remix)
15. sorbonne midnight (Chihei Hatakeyama Remix)
16. a meeting at the merry-go-round (Federico Durand Remix)
days of being wild and kind [PREVIEW] (YouTube link)
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