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名盤 Hinn Islenski Pursaflokkur『Pursaflokkurinn』

Hinn Islenski Pursaflokkur『Pursaflokkurinn』

  アイスランド・ロック史の中でもひときわ煌びやかなのがこのグループです。このアルバムは78年に彼が発表したデビュー・アルバムで、色あせることのないユニークな音楽の内容は、この作品が時代を超えた名盤であることを物語ります。
 
 よくグリフォンやジェントル・ジャイアントあたりが引き合いに出され、プログレ色の強いグループという紹介をされますが、この作品ではプログレ色につながる片鱗は見えるものの、まだそこまでの凝ったアレンジは見せず、アイスランド特有のメロディやストーリー性にこだわった作りとなっています。シンフォ・プログレ系といえばそうなのかもしれません。
 
 私がこのアルバムを知ったのは、アイスランドに出入りし始めた頃、有名音楽ショップのオーナーが「君はどう思うかわからないけど、僕はこのアルバムがアイスランドのロックの原点になっていると思う。特にシガー・ロスなんかは、表面的な音楽性は異なるけれど、その裏にある精神性とか気骨といったもので、このグループに繋がっていると思う」との注釈付きでくれました。
 
 アイスランドに根ざし、個性的な存在であろうという精神性は確かにシガーロスにも受け継がれているところなのかもしれません。しかしそこまで考えずとも、このアルバムは構成もアレンジも個性的でクオリティが高く、飽きることなく何度も聴ける名盤中の名盤でしょう。
 
 全編アイスランド語ですが、英語の対訳あり。英語で内容はわかっても、どうも日本人には不可思議な精神性のものもあります。例えば「もげた足の指のことで泣いている女性のところにヒーラーが来て、一本足の指が無いから嘆くので、5本全部取り除いてあげた」というのの、どこが慰めになるのか???
 アイスランドに行くと、ジョークなのか皮肉なのか自虐なのかわからない、いわゆるハード・ジョークをよく耳にします(当方、アイスランド語は理解しません。全部英会話で通します)。アイスランド語をそのまま英語にするのでニュアンスが変わってくるのか、またはアイスランド人というのは、そういう辛辣なものを好むのか・・・。というようなことでも、このアルバムは非常に楽しめます。例えば、70-80年代のウエスト・コーストの響きが好きという音楽の趣味の方にも心からお勧めできます。とても聞きやすく、楽しく、個性的なアレンジで、伝統的な香りもして、聴けば聴くほど味が増すアルバムです。(小倉悠加)

◇収録曲目
01 Einsetumadur einu sinni 05:31
02 Solnes 05:05
03 Stodum tvo i tuni 04:03
04 Haettu ad grata hringana 02:45
05 Nutiminn 05:01
06 Bunadarbalkur 04:19
07 Vera matt godur 00:53
08 Grafskrift 06:45
定価 3,400円(内税)
販売価格 1,500円(内税)
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