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スクリ / オスカル Skuli Sverrison og Oskar Gudjonsson『静寂の余韻 /after silence』

Skuli Sverrison og Oskar Gudjonsson 『静寂の余韻 /after silence』

*オスカルの直筆サイン入り。雪に自分の影が映っているページのところに、かなり細く入っている線がサインです。「こういうサインの仕方が一番きれいだと思う」というのが本人の弁です。


 私がアイスランド音楽にひどく興味を持ったきっかけは、このアルバムだった。音楽にハマったのはヨハン・ヨハンソン。きっかけはこちらの方が先。
 
 オスカル・グジョンソンはサックス奏者で、息がスーっと漏れるような尺八の音に似せたいということで、特殊なマウスピースを使う。このアルバムを初めて耳にしたのは2003年のこと。なにせ私は基本的にメロディがくっきりしたアメリカンな音が好きだったので、ひたすら抑えたオスカル&スクリ・スヴェリルソンのコンビが織りなすトーンには面を食らった。アメリカン・トップ40などが大好きだった者にとっては、すべてが全くの一本調子に聞こえた・・・けれど、なぜかくり返し聞きたくなる不思議なアルバムでもあった。
 
 そうしてくり返し聞くうちに、全くの別世界がひらけてきた。それはまさに、静寂の中にうっすらと影だけを残す余韻のように、出しゃばらず、主張せず、それでいてしっかりと響きつづける音楽を見つけた。それはオスカルの抑えた演奏と、スクリの流れるようなベース・ラインの賜だった。
 
 これほどゆったりとした音楽が存在していいのだろうか?このアルバムを聴くとそんな気持ちになったものだった。そしてICELANDiaレーベルを立ち上げる際に、記念にということで、関係各社のご協力を得て、オスカルの日本公演を行った。
 
 アルバム紹介というよりも、個人的な感想と思い出に尽きるが、このアルバムの第一音を聞くと、もうそこで、アイスランドの雪景色が目の前に広がる。雪にうっすらと覆われた郊外の、ひとの気配も感じられないような、ひっそりとした風景が思い浮かんでくる。そして、まさにそんな音なのだ。ひたすらアコースティックでミニマルなベースの上に、音もまばらな、渋いサックス演奏が乗る。これをリラックスと言わずして何と言うのだろう。一曲は短いが美しいメロディに何気ない起承転結が散りばめられ、雪景色はパッと見れば一面の銀世界としか言えないが、よく見れば、一粒一粒の雪に結晶という模様があり、それが集団となって輝いている・・・そんな世界を音で表現してくれているような感じがする。
 
 私がこのアルバムを気に入っているということをある人物に伝えたところ、オスカルは翌日日本へ帰国するという私に会いにやってきた。上記の来日話はそんなところから始まっている。
 
 制作は2002年。何年経過しても、この音楽は色あせないし、いつも私の中では果てしない雪景色を見せてくれる。
 
 併せて、スクリ(スクーリー・スヴェリッソン)のソロ・アルバム『seira』もぜひどうぞ。(小倉悠加)

◇収録曲目
01 Frid 01:31
02 Hvitar 02:47
03 Hun 01:29
04 Amedeo 03:11
05 Koma 02:42
06 Mammamma 03:35
07 Dimmalimm 02:40
08 Okkar a milli 03:01
09 Anna kvedur 02:13
10 Hofnun 03:04
11 Saetti 01:23
12 Systur 02:07
13 MIn ro 02:34
14 Nafni 01:21

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定価 3,200円(内税)
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