カートの中身を見る

カートの中に商品はありません

メールマガジン

メールアドレスを入力してください。


モバイル

Feed

直筆サイン入り Umleikis ( Una Sveinbjarnardottr )

直筆サイン入り Umleikis ( Una Sveinbjarnardottr )

*一番下のお子さんを抱きかかえながら、ソロ・アーティスト名を丁寧にサインしてくれました。

 アイスランドで最も多忙なバイオリニストがウナ・スヴェインビャルナルドッティル。アイスランドで録音されたアルバムで、そこにバイオリンが入っていれば、必ずといっていいほど彼女の名前を見かける。参加アルバムは文字通り数え切れない。

 彼女はアイスランド交響楽団の第一バイオリンの要的な存在であり、様々なセッションワークも引っ張りだこ。というのも、彼女はクラシックを弾いても優秀なバイオリニストであるし、何よりも現代音楽から即興、そしてポピュラーまで幅広く、そしてセンスのいい演奏をするからだ。
 例えば、アイスランド音楽の代表格であるビョークとは1995年のホモジェニック・ツアーからの付き合いで、彼女の最新作『Vulnicura Strings』においても、即興で演奏を任されたりと、ストリングスをまとめる中心的な存在として活躍。私自身がアイスランドでストリングス演奏をコーディネーションする場合も、必ずウナにお願いする。『残響のテロル』の際も、本当にいい演奏をしてもらいました。

 そんな彼女が、ソロ作品を作ろうと作曲をし始めてから10年近くをかけて作り上げたのがこのアルバム(曲を書きためる時間がかかったという意味)。録音はウエストフョルヅルの教会で、ベッドルーム・コミュニティのスタジオ・マネージャーであり、主任エンジニアであるポール・エヴァンスと、シガーロスのスタジオとして有名なプール・スタジオで当時アシスタントをしていたエリサベス・カーソンの助けを借りて行っている。

 演奏はメロディアスで艶やか。エモーショナルだ。ヴァイオリンを自由自在に扱い、伸びやかに、穏やかに演奏することもあれば、激情や悲しみ、困惑を弦で奏でることも。特に最後の曲は、サイレンなのか嗚咽なのかと思わせるような演奏が、この物語に続きがあることを感じさせる。

 バイオリン・ソロというと、どこか難解な現代音楽を私は思ってしまうが、このウナの作品に関しては非常に聞きやすくメロディアスなものが占めている。クラシックでもポピュラーでもジャズでも、現代音楽でも弾きこなす彼女の巧みな技術と、女性であり二児の母であるやわらかな内面が、わかりやすく美しいメロディとなっている、彼女のひととなりがそのまま出ている作品だ。ノージャンルの秀作として誰にでも勧めたいし、この音楽を聞いて好きにならない人はまずはいないと思う。(小倉悠加)
定価 2,800円(内税)
販売価格 1,800円(内税)
購入数